電子タバコの基礎

電子タバコの基礎

電子タバコは、バッテリーで極めて小さい電熱線を熱します。
そしてグリセリンなどを主成分にした液体を供給するのです。
その供給された液体が熱によって気化することになります。
電子タバコを吸うことで温度が低い空気が流れこみます。
 
気化した液体が霧状に変化。大量のミストを発生することになります。
この液体にはいろいろな香が付いているのです。
例えば、タバコ味・フルーツ味・スイーツです。現在は数百種類の液体・リキッドが販売されています。
 
 
電子タバコで知っておきたい基本的な用語
 
【電タバ】
電子タバコのことを省略することがあります。
本物の紙巻きタバコを「リアタバ」と呼ぶ事もあります。リアルなタバコの省略です。
 
【バッテリー】
電子タバコの大部分はリチウム電池を使用しています。
充電が可能できるのは200回から300回程度です。1日に1回のペースならば、一年近く持ちそうなイメージです。
ですが、実際は中国製で性能は悪いです。3カ月から半年持てば御の字でしょう。
 
【アトマイザー】
アトマイザーを略する場合は「アトマ」です。
アトマイザーの部分がリキッドを加熱することによって、霧状にします。
アトマイザーはまるで電気コンロのようにニクロム線がたくさん詰まっています。
大事に使用しないと、すぐに壊れてしまいます。デリケートにできています。
 
【カートリッジ】
カートリッジを省略する場合は「カト」と呼ばれます。カートリッジの部分にワタが入っています。
その部分にリキッドが染みこんでいるのが電子タバコです。
洗浄・メンテナンス・再利用の感じが掴めると10回程度の再利用ができるでしょう。
 
コストパフォーマンスが良くなりますね。
中綿の入れ替えテクニックを覚えると、カートリッジがつぶれてしまうまで使用可能です。
アトマイザーをカートリッジが一体になった電子タバコは「カトマ」と略されることもあります。
 
【リキッド】
略称は「リキ」です。電子タバコ専用の香が付いた液体のことです。
主成分はグリセリンとプロピレングリコールです。リキッドを自作できるようになれば安くできます。
 
【リキチャ】
電子タバコ専用のリキッドをカトマイザーやカートリッジにチャージすることです。
中には針のない注射器であるシリマーを使う人もいます。一般的には目薬を垂らすみたいにします。
 
【イガイガ】
電子タバコのリキッドがなくなっているのに電子タバコをふかしたりしていると、トラブルの元です。
そんな状態で連続して使うとカートリッジの中のワタが焦げたりします。
喉の奥がヒリヒリするみたいな煙がでます。煙を吸うと喉がイガイガするわけです。
 
【キック】
メンソールやニコチンを含むリキッドを使うと喉に刺激があります。
そんなミストを吸うことができます。こういった喉への刺激を「キック」という呼び方をします。
 
【グリ・VG・PG】
電子タバコでは省略されることがとても多いです。
特にコミュニティサイトでは、長い表記が嫌われます。
略語をしならないと意味がわからないので、今回紹介しているものは覚えておきたいです。
 
グリ:グリセリンのことです。
VG:Vegetable Glycerinの略語です。植物成分由来のグリセリンのことです。
PG:プロピレングリコールのことです。電子タバコのリキッドの主成分のひとつです。
 
※植物成分由来のグリセリンではなくても、PGと比べるときにVGの表現をすることもあります。
 
【ドリップ・ドリップティップ・DripTip・DT】
カートリッジの中のワタを抜き取り、アトマイザーにリキッドを直接垂らします。
電子タバコを楽しむチャージ方法の一つです。DripTip(DT)は、専用の吸い口ツールです。
 
【ニコ】
ニコチンのことです。ニコチンが入っていないリキッドのことを「ノンニコリキ」と表現することもあります。

電子タバコ

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